小話第13話 雪国での探し物 2

マリアナ(本当は分かっている、か。

確かに、頭の中では理解している・・・)

一人、考える

マリアナ(だが、納得はできない。

それを肯定できない僕がいる。

・・・幼い頃のトラウマ、か。

やっかいなものだな・・・)




あれれ?

シャリム「あれ?マリアナだ~!」

(なぜここにこいつが・・・)

マリアナ「・・・・・・」

シャリム「ノーザンにいるなんて偶然だね~。

クエ中?」

マリアナ「資料の運搬。これから渡しに行く」

シャリム「なるほど~」

そだそだっ

シャリム「そだそだっ。

マリアナ、お花持ってない?」

マリアナ「花?」

シャリム「うん、今探してるの。

でも、全然見つからなくて;

ノーザンだと貴重品みたい」

あいにく

マリアナ「持ってない」

そっかあ・・・

シャリム「そっか~。

マリアナならもしかしてって思ったんだけど・・・。

早く、見つけなきゃ・・・

(なぜ花など・・・?)

マリアナ(・・・?)

じゃっ

シャリム「じゃ、あたしは花探し続行するからっ!

またね~!」






総本山の部屋

ミリアリア「ごくろうさま。

確かに受け取りました」

マリアナ「では、僕はこれで」

ご存知かしら?

ミリアリア「そういえばあなた、

大陸から資料を届けに来てくれたのよね?」

マリアナ「・・・そうだが」

ミリアリア「さっき、あなたと同じように大陸から来た女の子が

外で倒れていて救助されたという話を聞いたけど、

もしかして、あなたのお知り合い?」

マリアナ「・・・・・・」

(もしかして)

マリアナ(まさか、あいつか?

いや、だが・・・)

ごくろうさま

ミリアリア「黒い髪で黒い服を着ている

ドミニオンの女の子
らしいわ。

服からしてたぶん、エレメンタラーじゃないかしら」

マリアナ(間違いない、か・・・)










花ときてピンとくる人もいるかと思いますが・・・。
3へ続く。

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