風車鞠 ~ふーしゃまり~

暴走剣士と大食い巫女とクールな農家がECOで繰り広げる冒険と物語っぽいもの。 こっそりひっそりまったり更新中・・・。
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小話第15話 シャリム誘拐事件 7






~1時間前 飛空庭・家の中~






1時間前の回想

???「ルジェの末裔を攫った奴らは、おそらくアンデッド城の住人だ」

マリアナ(奴ら、ということは複数犯か)

誘拐・・・

フーア「アンデッド城・・・どうしてそこの住人がシャリムを誘拐する必要があるの?」

???「復讐だ」

復讐?

マリアナ「復讐?」

???「あそこには、二人のドミニオンが封印されている。

名前はアニムスマリシャス

二人は遥か昔、ルジェという名のドミニオンに

あの城に封印された。

それゆえ、ルジェのことをずっと憎んでいるのだろう」

フーア「ルジェ・・・シャリムの苗字ね。

で、そのルジェの子孫がシャリム、と」

???「そういうことだ」






それで解決するなら苦労はしない

マリアナ「だから復讐のために、シャリムを誘拐したのか。

・・・馬鹿な話だな。

復讐などしたところで、何になる。

自分の受けてきた仕打ちが無くなるわけでもない。

ただの自己満足だ」

私、分かる気がする

フーア「私は・・・ちょっと分かるかも」

マリアナ「・・・?」

フーア「例えそれが虚しいことだと分かっていても、相手に一矢報いたい。

そうしないと気が済まない。

自分だけ苦しい思いをするのは嫌だから。

行き場の無い感情をぶつけるには、それしか思いつかないから。

だから・・・」


マリアナ「フーア・・・」

フーア(復讐・・・か。

どうしてその言葉を聞くと、こんなに辛い気持ちになるんだろう・・・)



といっても

フーア「でも、だからといって何をしてもいいって訳じゃないわ。

シャリムは直接過去の事と関係ないのに、

ルジェの子孫というだけで復讐するなんてお門違いよ!


マリアナ「その通り。

子供に当たるなど大人気ない」

フーア「って、今思ったんだけど・・・。

復讐っていうからには、シャリムを殺す気なんじゃないの!?

こうしている場合じゃないわ。すぐに準備して助けに行かないと!」

それは

???「・・・すぐに殺されることは無いだろう」

フーア「どういうこと?」

殺す気ならば

マリアナ「もしシャリムを殺す気ならば、その場で殺していただろう。

シャリムは魔法攻撃力は高いが、体力は低い。

隙をつけば殺すことは造作も無い。

なのにそれをしなかったということは、

そうせざるを得ない理由があったということだ

フーア「なるほどね。

でも、その理由って・・・?」

マリアナ「そこまでは分からないが、

絶対に何か裏がある。

殺さないというのも、一時のことだろう。

いずれはあいつの命が脅かされる可能性が高い」

フーア「どっちにしてもまずい状況じゃないの!

早くどうにかして、シャリムを助けないと!!」

???「私も協力しよう」

どっちにしても

フーア「どういう風の吹き回し?

何が狙いなの?」

???「私はただ、ルジェの末裔に会いたいだけだ。

どうしても、ルジェの末裔に会わなければならない」

マリアナ「・・・何故?」

???「今は言えない。

だが、ルジェの末裔に危害を加えるために

私はここに来た訳ではない。

それは確かだ」

信じがたい

マリアナ「信じがたいな。

現に僕達を排除しようとした。

そんな奴を易々と信用など出来ると思うか?」

???「・・・・・・」

フーア「いいわよ。信じる」

マリアナ「フーア!?」

フーア「今はここでああだこうだと言っている場合じゃないわ。

人の命がかかってるのに、こんなことで時間を潰してはいられない。

協力してくれるというのなら、遠慮なく協力してもらいましょう。

私達、誘拐犯にしても城にしても、大した情報は持ってないもの。

知っている人物がいると心強い」

マリアナ「確かにそれは一理ある。だが・・・」

フーア「裏切るようなことがあったら、

その時は戦うなり説得するなりすればいいでしょ?

今はあの子をどう助けるか、ということが課題。

他の何事でも無いわ」


マリアナ「・・・・・・。

フーアがそこまで言うのなら僕も否定はしない。

好きにするといい」

???「感謝する」

フーア「ところで、肝心なこと聞いてなかったけど、

あなたの名前は?

いつまでもわさわさって呼ばれるの、嫌でしょ?」

???「・・・ペナンス」

フーア「ペナンスね。よろしく、ペナンス」





~現在・アンデッド城~





あーもう;

フーア「あーもう;

ここはどこなの!?」


百花「ご主人、落ち着いて~」

何度目だ・・・

マリアナ「またいない・・・。

これで何度目・・・?」

ペナンス「もうすぐ二桁になるな」

マリアナ「・・・・・・」










勢いで一気に書きました・・・。
今回は4と6の中間に当たる話。
アンデッド城に来るまでの経緯でした。
8へと続きます。

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